つれづれ日記。
わが社の取り扱い商品に「ライ麦」があります。
今日、ライ麦の注文がありました。
私はライ麦、という言葉を口にすると必ず「ライ麦畑でつかまえて」と言いたくなります。
ええ、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」です。
とはいえ、ワタシ、この本は読んだことないのですが、(読もう読もうと思って、・・・もう読もうと思ったことを忘れてしまった)なんだかこの言葉面だけやけに印象的なのですよねぇ。
同世代の人にはわかってもらえるかもしれません。
由来は、日向章一郎さんの『放課後のジェームズ・ディーン』。
その中でこの本のタイトルが出てきたのでした。
内容もよくわからなかったけど(なにせ小学生ゆえ・・・)、なんとなく焦燥感というか、哀しさというか、そんなものをこのタイトルに感じて、記憶に焼き付けられた。
「放課後の~」小説の話はほとんど覚えてないんだけどね。
小学生の時、ティーンズハートやらコバルト文庫やら、まあ今で言うライトノベルかな?少女小説が流行っていて、その中でもこの日向章一郎さんの「放課後シリーズ」は友達と一緒によく読んだ小説のひとつでした。
高校生の(たまに時代設定の変更があったけど)秋月ケンイチと渡辺ミサコが主人公で、身の回りに起きる事件を解決していくという話。
確か殺人事件は最初のトム・ソーヤだけで(だからか、これは話の内容をわりとハッキリ覚えている。子供心にショッキングだった)、あとは暗号を解く、というのが中心だった気がする。
暗号、流行ったなー。
イラストはみずき健さんで、めちゃ綺麗だった。そこも好きだった理由のひとつかな。
子供の時は、イラストも結構重要だったんだよね。
今読めば面白い!と思った本も、当時はイラストが気に食わないという理由で買わなかったし、読みもしなかったもの(もったいないことした!)。
ジェームズ・ディーンは特にカバーイラストが好きだったなぁ。
月のおこづかいが本1冊分くらいしかなかった為、出る度に買うわけにもいかない、しかし読みたい。
そこで、友達と今月出たのは私が買うから、次は友達ね、と決めて、結構欠かすことなく読めたと思う。
私が持っているのは本当に少ないけど、その少ない中ある一つが、ジェームズ・ディーンなのだ。
(あとは、ジャンヌ・ダルク・・・ミサコが狙われるやつね。シャルル7世とか!何年も後に本当の意味を知る・・・、ロビン・フッド、マザーグース・・・放課後きっかけで「そして誰もいなくなった」を読んだなぁー、オズ、ルイス・キャロル・・・くらいかな??)
イラストが変わった頃から読まなくなりました。小学校卒業してから、だろうか。。。
うーん、あれはどうなったんだろう。完結したんだろうか。
放課後シリーズの途中で、星座シリーズというのも出てきてて、でも私は断然、放課後派だったな。(しかしうお座だけは持ってる・・・)
先生&のりみ(だったよね!?)のカップルは、所詮子供とオトナだったので、読んでてあまりドキドキ、がなかったんだ。
高校生カップルの微妙な感じが、切なかったりして好きだったんだ・・・!
(あ、あと星座占いもなんだかなーミステリ部分がかなり減ったというか。)
というわけで、回想にひたるワタシ(@仕事中)。
日向章一郎さん、今は何を書いてはるのかなぁ~。アトガキも好きだったな。
私たちの間では、手紙の結びは決まってました。
いっぱいいっぱい、お元気で。
マニアックかつただの回想ですみません。
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