あなたは来ない

灰色の雲が重く垂れ込めた空
しばらくすると予想通り、雪が降ってきた。
水分を多く含んだ、みぞれにも似た雪。
寒々しい外の景色を見ていると、心の中でこの音楽が流れ始めた。
♪雪は降る　あなたは来ない・・・
この先の歌詞は知らない。歌のタイトルも知らない。
どこでこの音楽をきいたのかわからないけど、こんな景色を見ると自然と流れ出す。

昨日は高校時代の友人とランチをしに行って、一瞬だけだけど雪がちらついた。
でもそれはほんとに一瞬で、空も明るかった。（その後晴れたし）
粉雪、だった。
だから流れた曲も、レミオロメンの「粉雪」だった。

なんだろう、このくらーい悲しーい歌。
多分、待ってるけどあなたは来なくて、ただ待ってるけど、やっぱり来ないんだな。
絶望の歌だな。

夕方になって雪は雨に変わった。
♪雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう
の逆バージョンだ。
雨とはいえ外はとても寒かった。
明日はこれが凍らないことを祈る。

ワタシの住んでいるところはそんなに雪が降らないところなんだけど（降っても道には積もらない）、
年に1度や２度くらいは積もるほどの雪が降る。
だからこの数回の可能性のために、車のタイヤを交換する。
面倒くさいし、要るか要らないかびみょーなラインなのに、やっぱり通勤に使うので交換する。
前年は結局変える必要なかったんだよな～・・・
これがある場所を越えると、結構積もるので（昨日も今日も降って大変だったらしい）、そっちのがかえって諦めがつく気がする。

まあ、安全第一ですからね。
北の方から来る支店長は、「この辺りの人間は雪をなめてる！」って怒っている。
会社の付近はそれこそ滅多に積もらないので、ノーマルタイヤの人が雪の日、危なっかしい運転をしていて
イラつくらしい。
そりゃま、そうだ。でもこの辺りの人の気持ちはわかる。

今年、スタッドレスタイヤを新しく購入したワタシでした。
安全第一！